お客様の手元に届く「ひと粒ひと粒を大切に」。
錠剤の欠けひとつ許さない製造体制。

健康食品GMPが定める製造基準に則ることはもちろん、医薬品を扱う製薬会社としての信念のもと、安全・安心な製品づくりを心がけています。お客様の手元に届く「ひと粒ひと粒を大切に」。従業員一体となって取り組んでいます。

衛生管理

工場から菌を締め出すために、徹底した衛生管理を行っています。

菌を侵入させない「二重更衣室」
「エアシャワー」「落下菌検査」「手指細菌検査」

「安全・安心」な商品を製造するためには、衛生管理が重要です。第一に、大腸菌やカビ菌などの菌を侵入させないこと。工場内で作業を行う従業員は、私服から作業服に着替え、さらにクリーニング業者が管理する清潔な防護服を着用します。構内服に着替える第一更衣室は、工場に入ってすぐ、作業服を着用する第二更衣室は製造現場の手前にあります。二重に更衣室を設定し、その都度エアシャワーや粘着ローラーを使用することで、徹底した除菌・除塵を実施。外界で付着した異物の侵入を防いでいます。また、従業員に発熱・切り傷等があれば、製造現場への立ち入りを禁止。さらに、抜き打ちでの手指の細菌検査も実施しています。

菌を増殖させない徹底した清掃活動

第二に、万が一にも菌を増殖させないこと。常に清潔な工場を心がけ、毎日従業員全員で工場内・周辺の清掃を行っています。また、原料倉庫では温湿度管理を行い、菌が増殖しづらい環境づくりに取り組んでいます。

品質管理

商品の元となる原材料と、商品をつくる製造機器の安全性を担保。

工場での原材料チェック

信頼できる原材料メーカーとパートナーシップを結んでいるため、糸くずなど異物の混入はありません。しかし「万が一」をゼロにするためにも、原材料を網(メッシュ)でふるいにかけるなどのチェック作業を実施。同時に、目に見えない菌の検査も慎重に行っています。

故障を未然に防ぐ製造機械管理

工場では、さまざまな製造機械を使用していますが、故障してから修理していては遅いと考えています。機械設備の不調を未然に防ぐためにも、設備点検表を確認して部品交換時期を記録。この記録をもとに、次回交換すべき時期をチェックしています。

品質検査

各工場、品質保証部と連携した品質体制。

工場内での「菌検査」「成分分析」

各工場の試験室は品質保証部と綿密な連携を取りながら、品質検査を実施しています。主に行っているのは、出荷前の製品や入荷した原材料の品質チェックです。工場の試験室には、菌検査のための設備はもちろん、成分を分析する超高速液体クロマトグラフィー、色を数値化する色差計、重金属ヒ素の試験設備などを備えています。更に、フーリエ変換赤外線分析装置(FTIR)、ガスクロマトグラフ質量分析計(GCMS)、原子吸光分光光度計(AA)など、より詳しく成分を分析する試験設備もあります。これらの機器を必要に応じて用い、各工場試験室と協力してより良い品質管理に取り組んでいます。